オタクの人生で働くということ -就活にあたりの思考メモ-
こんにちは。床といいます。
新卒からの就活、転職と経験する中で
自分がオタクとして生きていく中で働くってどういうことなんだろう?と
考えたことについてちょっと書き出してみようかなと思います。
あくまで現状の個人の考えなので、それは違うよ!とかあってもそうですね。完。です
自分の思考整理のためが主なのでまとまりは無いかと想いますが
もし何か参考になる部分あれば
【働くことについて】
◯人生における仕事の割合
会社に勤めると仮定すると、基本的に1日8時間、週5日を労働に費やすことになります。
1日8時間寝るとすると1日の半分(実際は通勤時間や残業など考えるともっと)
週の5/7
割合、デカ!!!!!!!!!!
このデカイ時間、使うなら好きなことに使いたい……(好きなことしかしたくねえ…)
ということで、好きなことを仕事にする方向で進めてきています。
◯好きなことを仕事にするって大変?
そもそも何をしても大変なこと、嬉しいこと、やりがい、成長するポイントは転がっていると思っています。
私は今クリエイティブ系の専門職ですが
就活中は家族から大丈夫?食べていける?今からでも公務員試験受けとかない?など
声をかけられることがままありました(心配する気持ちもわからなくはない)
じゃあ例えば公務員だったら安定して食べていけるのか、
今の職と比べて大変ではないのかと言われると
必ずしもそうではないんじゃないかな~と(そもそもやりたくないし…)
どうせ何やっても大変なら好きなことで大変になりたいし
好きなら大変になっても頑張れる(だろう)と考えたためこういう進路に進んでいます。
※どちらかというと技術職の方が何かあったときに潰しが効くと思っています
突然会社が倒産したりしてもひとまず個人で食えるので
※知人は「好きなことで大変になりたくない」という考えで全く関係ない業種に就いていました。人それぞれだなあと思います
◯会社勤めとフリーでの活動
フリーもちょっと考えました(朝起きれないので…)
ただ、以下内容より新卒時の進路として基本会社勤めを選んでいます。
・「新卒」は就職しやすい
現在日本の就職活動現場では「新卒」を一気に採用する流れが主流です(ちょっと変わってきてますが)
ということもあり、何もないより「新卒」の方が条件ゆるめで会社に入りやすいです。
というか、実務経験ナシだと新卒で入るしかない…(なくはないですが難易度が上がる)
・「実務経験」が積みやすい
特に転職活動では「実務経験2年以上~」などの条件がよくあります。
そういった場合に会社に入っていた方が「実務」として認識してもらえる内容を経験しやすいです。
また、個人だと経験できる内容に偏りが出てしまいがちですが
会社に入ると色々なことにちょっとでも触らせてもらったりできるので
手持ちスキル札を増やしやすいです
ソフトも会社の使えるし…
例)フォトショやイラレの実務経験、3Dソフトの実務経験、複数人のリーダー経験など
・モチベ/スキルの向上
1人で専門職だとなかなか新しいスキルを習得したりモチベを保ったりが難しいですが
会社だと周りに人がいるのでコントロールしやすいです(逆にしにくい場合もあります)
・毎月確実にお金が入る
これが一番
とりあえず入って実務経験積みつつ~今後どうしていこうか日々探っています
・福利厚生
保険と交通費支給がとても助かる
また、例えば本腰入れてフリーで活動していきたい!と考えたとして
在宅勤務できないか相談してみたり、週5勤務から週2に減らしてもらったりなど
正社員だと難しいですが、フリーしつつ会社に置かせてもらう雇用形態もあるので
どんな風に働きたいかな~と考えると割とどうにでもなるかなと思います
・フリーでの活動
余力があればやっといて損はないかなと思います
いつ会社が傾くかわからないし…
会社であまり好きな部分が担当できていなくてもフリーの仕事で好きな内容をやったりなど
モチベのバランスを整えるのにも使えます(?)
※規定によって副業禁止だったりするので契約内容確認しましょう
【じゃあ実際どんな会社で働く?】
◯軸を決める
まず以下の3つを考えました
人生で達成したいこと
・色んな人を幸せな気持ちにしたい
好きなもの/興味のある分野
・アイドル
・動物
・教育
やりたいこと
・デザイン
・そのものらしさを伝えたり魅力を引き出せるようなことがしたい
・整えるよりは企画寄り/自らコンテンツに触れられる部分を担当したい
私は今まで色々な好きなものに助けられてきました。
受験のときはニコニ●動画で高槻●よいちゃんの動画を見て元気付けられたり
就活のときはH●YATO(一ノ●トキヤ)さんの七●のコンパス聞いて勇気づけられたり
なので、今まで助けられた分何かお返しがしたい、
ほかの色んな人にもこういう気持ちになってもらえたらいいなという思いがあります。
上記のような気持ちの部分と実際携わりたい分野など照らし合わせ
それが経験できる会社ってどんなところがあるんだろう?と考えていきました
▼実際にやったこと
①自分がやってるゲーム見てるアニメなど好きなコンテンツを書き出す
②開発・制作元・関連会社などを調べる
③求人情報を調べる
例えばア●マスを例に挙げると、
発売元はバン●イナム●エンターテイメントですが、
開発元は初代は●トロ、最新のシャイ●ーカラーズは関連会社の●XDです。
音楽は日本コロ●ビアやランテ●スが担当していて
アニメはA-● Pictures
ほか作画やグッズ制作、イベント、振り付け、衣装、紙面デザインなど
色々な会社が携わっています
(情報間違ってたらすみません…………)
(アイ●スのライブでは協賛を読み上げる文化があるので(?)実感としてあるかと思います(?))
ので、アイマ●やりたいからバ●ナム!というだけではなく
どこにいったら何ができるのかを考える材料として色んな会社を調べると良いかなと思います。
・好きなコンテンツだと会社のことにも詳しくなっている
オタクなので好きなものは会社やスタッフも確認するんですよね…
なので、自分に合ってそうかどうかも測りやすいかな~と思います
好きだけど運営は嫌い…てところは避けた方がいいかもしれない
・デカイ会社は落ちやすい
能力や技術が…もありますが、そもそも応募が多いためざっくりとした足切りに合いやすいです
現在の開発メンバーのバランス的に若い人がほしい、女性がほしい、など
求人情報には載っていないけど内部の状況として条件があったりもするので
デカイ会社だけに絞ると落ちまくって手持ちがないという状況になりがちです
※新卒の試験は面白いものが多いのでやってみる分にはめっちゃ良いと思います
・その会社でほんとにやりたいことがやれるのか?
例えば絵が描きたい、プログラムが組みたい、などだと
上の方の会社ではやっていないことが多いです
(いわゆる開発を下請けや関連会社に任せているパターン)
なので、実務としてやりたいことがはっきりしている場合は
開発元を調べてそちらにアプローチした方が見つかりやすいです
また、デザイン一つにしても、グッズのデザインや紙面のデザインなど色々あるので
自分が特にやりたいこと、わくわくするのはなんだろう?と考えるといいかなと思います
調べていくうちに えっ!!!こういうのもあるのか…めっちゃ面白そう…てのが見つかったりもします
↓直接関係はないですが、りぼん組み立てふろく設計者への取材記事です。
こういうのもあるのか~めっちゃ面白!!!と思いました こういうのもあるのか…
なんでも展開図にできる!「りぼん」組み立て紙ふろくの設計者http://portal.nifty.com/kiji/170703200050_1.htm
◯大きい会社と小さい会社のメリットデメリット
経験したり話を聞いたりした中での自分が思うメリットデメリットです。
※専門職基準です
*大きい会社
メリット
・能力やモチベの高い人が周りにいる
・自分がいなくても回せる環境を整えやすい
デメリット
・多くの部署に分かれているため全貌の把握がしづらい
・業務によっては同じことの繰り返しばかりやることになる
*小さい会社
メリット
・人が少ないので色んなことを担当できる(色んなことを担当しないと回らない)
・企画や開発などどこがどう動いてどうなっているのか動きを掴みやすい
・デザイナーであっても企画に口を出したりなど小回りが利きやすい
デメリット
・能力やモチベの高い人が少ない
・何か新しいことを導入したい場合独学になりがち
・自分がいないと回らなる部分が多々でてくる
・キャリアアップのロールモデルが社内にいないことが多い
業務量や給与、福利厚生などは会社によりけり/自分があまり気にしていないため挙げていません
基本デカイ会社の方が給与は多く福利厚生整っています(当たり前体操)
○休みについて
オタクは土日祝休めないと死ぬので土日祝休み必須
できれば
時間/休みの融通が利きやすい
始業が遅め(朝起きるのが苦手なので)
で探しました
(ほんとに朝起きれないので始業10時以降で探していました)
今はいわゆる裁量労働制(技術職だと多いよね)
業務を調整して途中病院に抜けたり早退してライブ行ったりしています
*印刷所、イベント会社、アニメショップの店員など
同人イベントや公式のイベントなどに繁盛期・出勤が重なりがちなので
イベントに行くタイプのオタクは避けた方が無難です
(特にイベント行かない人なら気にしなくていいかも)
※逆にコラボカフェなどによく行く人だと平日休みの方が予約取りやすかったりします
◯そのた
・行きたくないとこは行かない
行きたくないところは内定出たとしても行きたくないので
行きたいと思えるとこだけ応募した方がなんだかんだ良いと思います
メンタル的にも時間的にも
・合わないところは合わない
内容は良さそうでも実際面接に行ったりメールをやりとりしたりする中で
ん?と引っかかる部分があるならやめた方がいいと思います
だいたい面接してくれた人が直属でないとしても上司にあたる場合が多いので
そこでちょっと…みたいなことがあると実際入ってからもちょっと…となりがち
・リ●ナビ/マ●ナビ/エージェントなど
登録はしていましたが全然使ってないです(通知がうるさかったので辞めた)
上にも書きましたが基本的に会社調べるとこから始めて
企業HPの求人から直で応募しているので…
HPのデザインが良いとこは金があるんだな~と思います(?)
【転職について】
そもそも新卒時に関してはのちのち転職するかも前提で就活していました
2、3年実務経験積めば転職できるな~くらいで
・転職の利点
新卒だと色々なことやらされて結局希望してないポジションに入れられたりしがちですが
転職だと最初から希望のポジションにピンポイントで入れる
(そもそも不足しているところを募集かけているので)
業種・職種の特徴もありますが
そもそもずっと同じ会社に勤めていこうという考えは特に無く
やりたいことができるとこでやりたいことがした~いくらいの考えでいます
ので、今の会社もやりたいことができなさそうになったら転職するかな~みたいな感じです
◯やってみたという事実を作る
こんな上手くいかね〜とかそれぞれ環境や事情あると思いますが
上手くいくように考えて行動してみたという事実を自分に与えるためにやっているので
結果はオマケのような感じです(?)
結果上手くいかなかったら それは上手いアプローチではなかったのだな。ということなので…(?)
好きだと思ってたけどやってみたらそうでもないかもとか別のことが気になったりとかそういうのも全然あります ので そういうことに気づくきっかけにもなるのかなと思います。
(実際昔はオリジナルで企画を進めたいと考えていましたが、今はどちらかというと既存のものの良さをいかに伝えるかという方向が好きだな…と思っています)
【おわりに】
私は仕事が好きです(好きなことをやっているのでそりゃそう)
インターネットなど見てると
仕事や就活のつらい話をよく見かけるので
そんなつらくもないよ~楽しいよ~というのを知ってほしくて書きました
(私もネットには脚色して書きがちだし苦しい話は伸びやすいのでわかる)
個人的な話ですが、知人が重い病気になったときに保険にだいぶ助けられたと言っていて
私は今のところ結婚する予定も直接社会に貢献するような活動もしていないので
働いて納税することで巡り巡って誰かの助けになることがあるのなら
めちゃくちゃ稼いでめちゃくちゃ納税しよう…という気持ちで過ごしています
(政治…がんばってくれ)
社会人になってからが断然楽しい お金大好き
今まで健康に平和に楽しく生きてこれて良かった~
みんな楽しく幸せに生きてほしい
まとまり悪いですが自分のための雑記として
↓就活に関して今まで読んだ中で一番具体的で好きな記事
就活生の方読んでみると何かヒントになるかもしれないです
(知人でも回し者でもないです)
ジャニオタのジャニオタによるジャニオタのための就活論 - 闘わなきゃLooser! http://takoyakitabetai.hatenablog.com/entry/2018/02/28/180533
===
※もともと地方の山奥出身です
トカイとのオタク格差が死ぬほどコンプレックスだったため、進学時に上京しています
記載内容に関しては、選択肢の多い土地だからできたことかなと思っています
(あくまで選択肢の話 都心部以外でも良い会社はあります)
人生において自分の意志で住む場所を変えられるタイミングは進学・就職(転職)くらいかなと思うので
田舎から出てえ〜オラ東京さ行ぐだ〜てオタクは計画的移住をおすすめします